研究課題/領域番号 |
17H06740
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
藤田 真司 名古屋大学, 理学研究科, 研究員 (30808118)
|
研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 天文学 / 電波天文学 / 分子雲 / 銀河系 / 分子雲衝突 / 大質量星 / 星形成 |
研究成果の概要 |
大質量星 (>8太陽質量) は星間物質及び銀河の進化を考える上で非常に重要な存在であるが、その形成メカニズムはわかっていない。近年、研究代表者らを含む多くの研究により、分子雲同士の衝突がその形成に大きな役割を果たしていることがわかってきた。本研究では、Spitzer bubbleと呼ばれる星形成領域の個別解析のほか、広範囲にわたる銀河面の膨大な分子雲の観測データから画像処理解析で自動的に分子雲衝突天体の特徴を見出すアルゴリズムの開発を行なった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、効率的及び客観的に分子雲衝突のサンプルを得ることが可能となる。それらの統計的な議論や、コンピュータによる数値計算などとの比較によって、大質量星形成と分子雲衝突の関係における統一的な理解への一助となる。これは銀河の進化過程、そして天文学の大きな謎の一つであるそれらの成り立ちを知る重要な手がかりとなる。
|