• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

がん細胞由来尿中シェディング産物の網羅的検出を応用した胃癌バイオマーカーの探索

研究課題

研究課題/領域番号 17H06845
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関大阪大学

研究代表者

萩 隆臣  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (50804465)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード胃癌 / TFF3 / バイオマーカー / Trefoil factor / 尿中蛋白発現 / 血中蛋白発現 / 胃癌新規バイオマーカー
研究成果の概要

文部科学省次世代がん研究戦略推進プロジェクトで得られたデータの中から、胃癌新規バイオマーカーを合計12種類同定した。その中からTrefoil factor 3 (TFF3)に着目し胃癌のバイオマーカーとしての有効性について検討した。
切除検体を用いた免染によるTFF3の発現解析では進行度や予後と相関を示した。また、胃癌患者において血清TFF3高値群では予後不良な結果を認めた。vitroによる機能解析では、TFF3発現の抑制は腫瘍の増殖、浸潤を抑制した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

文部科学省次世代がん研究戦略推進プロジェクトで得られたデータの中から、胃癌新規バイオマーカーを合計12種類同定した。これらの蛋白の中からより癌との関連が深いと思われるものを選定し、胃癌手術により得られた腫瘍組織検体における発現量と臨床情報との相関について検討を行った。更に、臨床情報と照合することで新規バイオマーカーとしての有用性、さらには再発マーカーとしての有用性や治療効果判定における有用性についてもあわせて検討を行った。
本研究により血清TFF3の発現が胃癌におけるバイオマーカーとして有用である可能性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi