研究課題/領域番号 |
17H06883
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
松本 佳則 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (80803155)
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研究協力者 |
ヘー ファン 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科, 腎・免疫・内分泌代謝内科学, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | サイトカイン産生 / マクロファージ / 炎症 / 骨代謝 / Wnt経路 / 破骨細胞 / 自然免疫 / 細胞・組織 / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
サイトカイン・ケモカインの異常産生は、炎症性腸疾患や関節リウマチをはじめとする自己免疫性炎症疾患の病因となっている。我々は、酵素Tankyraseを阻害することによりサイトカイン産生が亢進することを見出した。本研究ではTankyrase阻害により発生する炎症がTLRシグナル活性化を介する分子生物学的メカニズムを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によりサイトカイン産生におけるTankyraseの役割が明らかとなり、自然免疫、サイトカイン産生、炎症を制御するメカニズムの一端を明らかにすることが出来た。その成果は自己免疫性炎症疾患の病態解明へと繋がることが期待される。本研究により、Tankyrase活性化が自己免疫性疾患の治療ターゲットになり得ることを示した。
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