研究課題/領域番号 |
17H06888
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
金 良善 広島大学, 高等教育研究開発センター, 講師 (10802861)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | junior academic / neoliberalism / Japan / Korea / female / international / neoliberal context / higher education / Junior Academics / Junior academics / Neoliberal context / Comprative study / Academic profession / Neoliberalism |
研究成果の概要 |
本研究は,現在の新自由主義政策下において,喫緊の課題への取組,将来に向けてのキャリアプラン形成,研究活動に従事する若手研究者について,比較手法により調査することを目的としている。本研究により,若手研究者の具体的課題への取組の事例について,本邦及び韓国とで比較できる基礎情報を収集,整理することができた。なお,これらの成果は既に国際学会において6回発表され,査読付き国際SSCI文献2本へ投稿されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,言説を超えた実証分析を通して新自由主義政策が若手研究者に及ぼす影響を検討することができた。特に,女性及び外国人若手研究者は研究環境を整えるまでが困難である傾向が存することがわかり,同時に新自由主義においてはこの点を当然視し社会的背景で説明できるとしたことへの新たな研究課題を生むこととなった。本研究を通して若手研究者が直面している現状を理解し,学術界へ若手を参画させる方法の模索に寄与することができた。
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