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軟骨誘導をほどこした間葉系幹細胞集塊による新規歯周組織再生療法開発

研究課題

研究課題/領域番号 17H06897
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 歯周治療系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

竹脇 学  広島大学, 病院(歯), 歯科診療医 (10805633)

研究協力者 加治屋 幹人  
研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード歯周病 / 組織再生 / 再生医療 / 骨再生 / 軟骨誘導 / 間葉系幹細胞 / 細胞集塊 / 軟骨分化 / 骨分化
研究成果の概要

申請者はC-MSCに軟骨誘導を施した間葉系幹細胞(MSCs)と細胞自身が産生する細胞外基質(ECM)からなる間葉系幹細胞集塊Clumps of MSCs/ECM complex (C-MSC)がII型コラーゲンやプロテオグリカンをおもなECMとすることを確認した。さらに、軟骨分化C-MSCを大規模歯周組織欠損であるビーグル犬根分岐部III級欠損モデルに移植し、歯周組織再生を促進することを確認した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、軟骨内骨化の様式による骨再生能を発揮する軟骨分化C-MSCの作成が可能であることが示唆された。さらに、その軟骨分化C-MSCの移植が、ビーグル犬根分岐部III級欠損モデルに対して効果的な組織再生を促進することが示唆された。本研究が発展し、軟骨内骨化を発揮できる軟骨C-MSCが樹立された場合、骨再生のみならず、意図した位置での骨造成にも応用出来ると言える。例えば、C-MSCを移植することで骨造成し、インプラント治療を行うことや、骨形成不全患者に対しても効果的な治療法となりうる。すなわち、本研究は歯周治療のみならず、歯学・医学の幅広い領域に応用可能な細胞治療法開発であるといえる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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