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癌化と感染防御におけるB細胞増殖限界制御の分子基盤

研究課題

研究課題/領域番号 17H06937
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関九州大学

研究代表者

保田 朋波流  九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (40334429)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードB細胞 / リンパ腫 / 細胞分裂 / 細胞老化 / 免疫応答 / 体細胞変異 / 免疫学 / 癌 / 発現制御
研究実績の概要

リンパ球不死化前後に発現量が著しく変動することを見出した細胞老化因子ArfとB細胞増殖限界制御との関係性を明らかにすることを目的として、抗原特異的B細胞が抗原応答による増殖を開始してからの分裂速度と分裂回数を調べた。分裂回数を追跡可能な色素を充填した抗原特異的B細胞をレシピエントマウスへ経静脈移植後に抗原投与し細胞分裂を誘導した。抗原投与5日目にはほぼすべての抗原特異的B細胞が7回以上分裂を終えていることがわかった。次に抗原応答を模倣したin vitroのB細胞培養系で細胞老化因子であるArfおよびInk4aの発現をmRNAおよび蛋白質レベルで調べたところ、一般的な予想に反しInk4aとArfの発現誘導のタイミングおよび発現のカイネティクスは互いに一致しないことがわかった。Arfのリンパ球癌化における役割を明らかにするため、C57BL/6マウス受精卵でArf蛋白質をコードするCdkn2a 遺伝子エクソン1βをCRISPR/Cas9で切断しノックアウトマウスを樹立した。Arf蛋白質の発現を1細胞レベルで検出するためのArfレポーターマウスを樹立するために、C57BL/6マウス由来ES細胞株のArf遺伝子座にtdTomato蛍光蛋白質をコードする遺伝子をノックインした細胞を複数クローン単離し、現在キメラマウスの作成中である。S1pr2-CreERT2マウスは共同研究先からの入手および繁殖に成功し、これからリンパ腫ドライバーマウスとの掛け合わせが進行中である。リンパ腫細胞のArfゲノム遺伝子座の配列解析を行なったところ、Arfをコードするエクソンへの変異は検出されなかった。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] Epstein-BarrウイルスによるB細胞リンパ腫発症とその免疫監視機構2017

    • 著者名/発表者名
      保田朋波流
    • 学会等名
      第21回生物機能研究会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 招待講演

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2018-12-17  

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