研究課題/領域番号 |
17H07094
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 目白大学 (2018) 順天堂大学 (2017) |
研究代表者 |
前鼻 啓史 目白大学, 人間学部, 専任講師 (00803636)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 障害者スポーツ / 障害者サッカー / アンプティサッカー / フィールドテスト / アダプテッド・スポーツ科学 / 下肢切断障害 |
研究成果の概要 |
本研究は下肢切断障害をもつアンプティサッカー選手を対象に、簡易的な体力測定の普及を目標に据え、フィールドテストを用いた全身持久力の評価方法を開発することを目的とした。開発したフィールドテストを用いて競技レベル別および障害クラス別にアンプティサッカー選手の体力評価を実施した。また試合中のアクティビティを調査しテストの有用性に関する検証を行った。結果、障害クラスと体力テストの結果に相関関係はなかった。競技レベル別にみた持久力の結果と試合中の高強度ランニングの距離および回数に相関関係が見受けられ、競技レベルが高い選手ほど傾向が強く、本研究で開発したフィールドテストの有用性を証左する成果が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
立位競技を専門とする障害者を対象に全身持久力を評価できる体力テストは他に例がなく、今後、障害者を対象とした健康や体力に関わる調査において、また競技参加における体力レベルの状態を検証できる体力テストとして、有効活用していくことは健康分野の発展に大きく貢献する。また、得られたデータを統合化し障害クラス別にみた追跡研究を可能にする。さらに、継続してデータを収集していくための基盤を形成するため、下肢切断後の医学的基礎データとしての活用が期待できる。また、開発したフィールドテストを用いることでトレーニング効果の検証が可能になることから、オーダーメイド型のトレーニングプログラム作成への一助となる。
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