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下顎頭軟骨発生過程におけるSyndecanと成長因子による軟骨分化制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17H07106
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関昭和大学

研究代表者

藤川 芳織  昭和大学, 歯学部, 助教 (60805943)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード軟骨 / 二次軟骨 / 下顎頭軟骨 / ヘパラン硫酸プロテオグリカン / Syndecan / FGF / 発生 / 軟骨発生
研究成果の概要

本研究では、下顎頭軟骨初期形成過程におけるSyndecan1-4およびFgfr1-3の発現パターンについて検索し、一次軟骨である四肢軟骨原基との比較検討を行なった。四肢の軟骨原基と同様に、下顎頭軟骨形成初期ではSyndecan1, 2の間葉細胞凝集から軟骨細胞分化への関与が示唆された。Syndecan3は、四肢の軟骨原基と比較して、この時期における軟骨細胞増殖制御への関与の低さが推測された。下顎頭軟骨形成初期の細胞増殖活性の高い軟骨細胞層におけるFgfr1, 2の発現から、軟骨初期形成過程において両分子が四肢の軟骨原基とは異なる働きを担う可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

顎関節の構成要素の一つである下顎頭軟骨は、顎顔面の形成異常や顎関節症とも関連が深く、その構造的特徴を明らかにすることは臨床的見地から非常に重要である。また、下顎頭軟骨は代表的な二次軟骨であり、その発生由来や構造は四肢の軟骨原基などの一次軟骨とは異なる。Syndecanは成長因子およびその受容体との相互作用により細胞の増殖・分化に関与するが、下顎頭軟骨におけるSyndecanの発現および機能についての詳細な解析はない。本研究では、下顎頭軟骨の軟骨分化制御機構の解明の一端として、下顎頭軟骨形成初期におけるSyndecanとFgfrの発現パターンを一次軟骨である四肢の軟骨原基と比較検討した。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] マウス下顎頭軟骨発生過程におけるFGF受容体の発現に関する研究2019

    • 著者名/発表者名
      藤川 芳織
    • 学会等名
      第124回日本解剖学会総会・全国学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] Expression patterns of Syndecan family in the developing fetal mouse mandible and condylar cartilage2017

    • 著者名/発表者名
      Kaoru Fujikawa
    • 学会等名
      65th Annual Meeting of the Japanese Association for Dental Research
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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