研究課題/領域番号 |
17H07121
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
堀内 清華 帝京大学, 公私立大学の部局等, 助教 (00807646)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 医療の質 / 早期必須新生児ケア / ヘルスシステム強化 / ヘルスシステム / モニタリングシステム / 公衆衛生 / 保健システム / 新生児医療 |
研究成果の概要 |
新生児死亡を減少を目指し、早期必須新生児ケアの質改善における、自律的な継続的モニタリングと外部訪問指導の効果を比較するため、ラオス国においてクラスターランダム化比較試験を実施した。試験は、ラオス国2県の15郡病院を対象に、2017年7月20日に開始した。最終的に、15郡病院から200人の産科医療に関わる保健職員が参加した。自律的モニタリングに割り付けられた郡では、定期的に職員による相互評価と振り返り会議が実施された。各郡病院における介入1年後の最終評価は2019年4月に終了した。今後、EENCのパフォーマンススコアの介入前後の変化を介入・非介入群で比較・評価を行う予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新生児の健康を改善するためには、医療サービスの提供率を改善するだけでなく、医療サービスの質を改善することが必要であり、近年、資源の限られた国における医療の質の改善に注目が集まっている。特に資源の限られた国においては、持続可能な仕組みづくりが必要である。ラオス国においても、特に下位レベルの病院において継続的に質を改善するための仕組みづくりに苦慮しており、今回初めて、保健省が実施する活動(新たな自律的モニタリング)の評価を行った。今回、新たな取り組みにおける初めてのクラスターランダム化比較試験であり、研究結果は、今後ラオス国内外の低資源国において医療の質改善のための活動に貢献することが期待される。
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