研究課題/領域番号 |
17K00101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
渡場 康弘 大阪大学, サイバーメディアセンター, 特任講師(常勤) (60758275)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 資源管理システム / 大規模クラスタシステム / SDN / 省電力運用 / 計算資源管理 / 広域分散計算環境 / ジョブ管理システム |
研究成果の概要 |
本研究では、大規模クラスタシステムにおいて、個々の計算機だけでなくそれらの相互結合網も考慮した省電力運用のための資源管理技法の実現を目指す。相互結合網は、SDN (Software Defined Networking) を利用することでネットワーク資源として管理可能である。本課題では、計算資源およびネットワーク資源を考慮した省電力運用のための資源管理技法の開発・検証を可能とするため、ローカル環境および広域環境における資源管理システムおよびそのシミュレータの研究開発を行った。本成果により、省電力運用下における新たな資源管理技法の研究開発を促進することが可能となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題で研究開発を行った資源管理システムでは、両資源を扱った新たな資源管理技法を配備することができるだけでなく、ジョブキューの構成や扱うアプリケーションといった実際の運用に即した機能についても着目して研究開発を行った。これにより、本システムを用いた省電力化技法の研究開発は、実践的プロトタイプとして実装することで実際のクラスタシステムにおける実用性の評価までを可能とする。このことは、実際のクラスタシステムの運用における本研究成果の利用を促進し、そこからのフィードバックを新たな手法の研究開発に取り入れることが可能となる。
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