研究課題/領域番号 |
17K00129
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪府立大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
谷川 陽祐 大阪公立大学, 大学院情報学研究科, 准教授 (90548497)
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研究分担者 |
戸出 英樹 大阪公立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20243181)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 無線LAN / ZigBee / 高密度配置 / ネットワーク間連携 / IoT |
研究成果の概要 |
ZigBeeネットワークや無線LAN等の異種無線ネットワークが高密度に配置されている環境において、電波干渉の関係上同時伝送可能な複数パケットの同時伝送、IEEE 802.11axで導入されたOFDMA伝送をパケット伝送負荷に応じて利用した複数パケットの同時伝送、ネットワークの種別を超えてデータ伝送負荷の大きいネットワークにおける一部のパケットを別のネットワークで伝送する等の手法により、パケット衝突や電波干渉によるチャネル利用効率の低下を抑制するとともに空きチャネル資源を有効利用することで、全無線ネットワークおよび個々の無線ネットワークにおいてチャネル利用効率を向上できることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無線LANはWi-Fi規格として既に家庭、オフィス、街中等に高密度に配置されており、IoT (Internet of Things) の発展によりZigBeeやBluetoothのような近距離省電力通信用途やIEEE 802.11afや802.11ahのような長距離通信用途等、様々な種別の無線ネットワークも普及しつつある。これらの無線ネットワークを様々な通信品質要求を満たしながら運用するためには、限りある無線チャネル資源を効率的、有効に利用する必要がある。本研究成果はその実現可能性を示しており、多種無線ネットワークのさらなる普及、発展に貢献できると考えられる。
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