研究課題/領域番号 |
17K00130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
角田 良明 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (40233671)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アシュアランスネットワーク / MANET / 自律構成 / 自己組織化 / モバイルアドホックネットワーク / Bluetooth MANET / アシュアランスネットワーク設計方法論 / ネットワーク分割構造自律構成 / リアルタイム自己組織化制御 / Bluetooth MANET |
研究成果の概要 |
本研究では、サブネットワークの規模のほぼ均等化が実現されるように、求められるネットワーク全体の最適化を合理的に導くためにアシュアランスネットワーク設計方法論を一般化し、それを構成するネットワーク分割構造自律構成技術及びリアルタイム自己組織化制御技術を具体化し、これらの技術により強化したMANETシステムを実装・評価した。また、一般化された設計方法論の2つの構成技術の具体的な適用法として、それぞれ車両間の無線通信により車両が隊列を組んで走行する動的なコンボイ形成手法と、MANETにおいて各サブネットワーク内のトークンをほぼ均等化するアイザリズミック(Isarithmic)制御手法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般化されたアシュアランスネットワーク設計方法論とそれを構成する技術は、IoT時代の巨大なネットワークにおいて時間の経過や空間の拡大に伴う変動に適応できるので、ノードの移動、トラフィックの増減など変動が起こるMANETなどの動的なネットワークに有効であり、それらの具体的な方法を提案したことが学術的意義である。また、一般化された設計方法論とその構成技術に基づいてMANETシステムを実装し、ネットワークの強化が実際に実現可能であることを実証したことが社会的意義である。
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