研究課題/領域番号 |
17K00143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
秋山 豊和 京都産業大学, 情報理工学部, 教授 (80324862)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Pub/Sub基盤 / 複数管理ドメイン / オーバレイネットワーク / SDN / IoT / Dataflow platform / インターネット高度化 |
研究成果の概要 |
IoTアプリケーションのトラフィック量増加に対応する上で、スケーラブルなメッセージ通信基盤の構築が求められている。CDN同様、Pub/Sub基盤を広域に実現するためには、多数のBroker間通信のオーバレイネットワークによる負荷分散に加えて、双方向性を考慮したネットワークの最適化が必要となる。本研究では、下位層の情報を考慮した効率的な経路制御方式を、複数の管理ドメインにまたがって展開する方式と、該当技術の標準プロトコルへの対応を実現した。さらに、IoTアプリケーションのデータ処理基盤であるDataflow platformに適用するためのオーバレイネットワーク上の配送手法を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した複数の管理ドメイン間をまたがって効率的な通信が実現可能なPub/Sub基盤は、センサやアクチュエータが配備されるネットワーク、通信事業者が管理する局舎ネットワーク、クラウド事業者が管理するデータセンタネットワークなど、広域なネットワーク階層にまたがって展開されるIoTアプリケーションのデータ処理において、下位層のネットワーク構成を考慮して適切なノードにデータを転送し、効率的なデータ処理を実現するための通信基盤として活用できると考えられる。
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