研究課題/領域番号 |
17K00153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 関西大学 (2018-2019) 新潟大学 (2017) |
研究代表者 |
林 貴宏 関西大学, 総合情報学部, 教授 (60342490)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ベクタ画像 / 画像検索 / 情報検索 / 要部観察 / 類似画像検索 |
研究成果の概要 |
部分領域(要部)の類似性を評価するベクタ画像検索システムの構築を目標として,以下の成果を得た.(1)ベクタ画像からの要部抽出処理として,ゲシュタルト知覚論において定性的に示されている人間の知覚特性である「群化」をモデル化した.(2)ラスタ画像からベクタ画像への逆変換処理を構築した.(3)要部間の類似判定アルゴリズムを開発した.(4)要部観察に基づくベクタ画像検索の高速化アルゴリズムを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ベクタ画像は、画像内部に存在する個々の図形オブジェクトごとに構造情報が独立して記録される画像形式であり近年利用が急増している。一方で,ベクタ画像を対象とした類似検索の研究開発は研究開発の途上にあり、特に、要部観察に基づく類似ベクタ画像検索についてはその効果は確認されていなかった。本研究はこの点に着目し、要部観察に基づく類似検索の仕組みをベクタ画像の検索へと応用した点が意義がある。
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