研究課題/領域番号 |
17K00172
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高性能計算
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
吉田 典正 日本大学, 生産工学部, 教授 (70277846)
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研究分担者 |
斎藤 隆文 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60293007)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 形状モデリング / 曲率 / 対数美的曲線 / 美的曲線・曲面 / 曲率・捩率 |
研究成果の概要 |
CADやコンピュータグラフィックスでの曲線表現においては,Bezier曲線やB-spline曲線に代表される自由曲線が広く利用されている.自由曲線は,優れた性質を持つ曲線であるが,曲率の制御が容易でないという問題を持つ.本研究では,曲率関数を陽的Bezier曲線または陽的B-spline曲線で表現し,指定された両端点の位置や接線方向(および曲率)を満たしながら,曲線を生成する手法を構築した.本手法では,曲率変化を制御することも可能である.構築した手法をプログラムとして実装しリアルタイムに生成できることを確認した.本研究により,指定された条件を満たしながら,曲率変化を制御することが可能となった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自動車のボディなどに代表する高度に美的な曲面を生成するには,曲面を生成する曲線自体も高度に美的である必要がある.高度に美的な曲線は,曲率変化が単調であるか,または少ない数の曲率単調な領域を持つことが必要である.本研究は,曲率変化を陽に指定し,指定された条件を満足するによう曲線を生成することで,曲率変化の指定が可能な曲線生成手法の構築を行いプログラムとして実装した.本研究により,従来手法よりも,より広い範囲で曲率変化を制御することが可能となり,また,曲線生成の際に曲率制御の重要性がより認識されることが期待される.
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