研究課題/領域番号 |
17K00233
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
堀崎 遼一 大阪大学, 情報科学研究科, 助教 (20598958)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 光波イメージング / 位相イメージング / デジタルホログラフィ / 散乱イメージング / 位相回復 / コンピュテーショナルイメージング / 光計測 |
研究成果の概要 |
光波のイメージングは,生体細胞などを含む無色透明な試料を,非侵襲に可視化する場合において重要である.これまで様々な光波イメージング法が提案されているが,光学系の複雑さ,定量性,計測時間などが課題であった.本研究では散乱板により生成されるランダム構造化照明を用いたシングルショット光波トモグラフィーを実現した.また本手法の派生として,非侵襲に散乱体内部を可視化できるスペックル相関イメージングの三次元化にも取り組んだ.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体細胞を含む無色透明な試料の撮影には蛍光染色が用いられることが多いが,侵襲性や手間・コストが課題となっている.本研究では非染色透明試料の可視化法として長年研究が進められている光波イメージングの高機能化に取り組んだ.従来法では困難だった小型な筐体,定量性,高速性を伴う光波イメージング法を実現した.また非侵襲に散乱体内部を三次元的に可視化するイメージング手法も実現した.これらの手法はシンプルな光学系で実装できるため汎用性が高く,ライフサイエンスやセキュリティなどの様々な分野での利用が期待される.
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