研究課題/領域番号 |
17K00242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
高根 昭一 秋田県立大学, システム科学技術学部, 准教授 (90236240)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 頭部伝達関数 / HRTF / 頭部インパルス応答 / HRIR / 主成分分析 / 3Dスキャナ / 3Dプリンタ / 頭部形状 / 頭部モデル / 境界要素法 / 複素対数振幅 / デジタルカメラ / 耳型 / プラットフォーム / 個人性 / バーチャルリアリティ |
研究成果の概要 |
本研究は,個人の頭部の3次元形状をデータとして得ることにより,個人の頭部伝達関数(Head-Related Transferf Function,HRTF)を得るためのプラットフォームを構築することを目的とした.反射のある音場におけるHRTFの計測手法について新しい方法を提案するとともに,3Dスキャナ,デジタルカメラと3Dプリンタを用いて個人の頭部形状を耳介部分も含めて精密に得られる手法を確立できた.それを用いて作成された複数被験者の頭部形状を測定対象として用いてHRTFを得た.頭部モデルによって実物に近いHRTFが得られたものの,被験者による精度の差があり課題が残された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
個人の耳介を含む正確な頭部形状を得るための手法を,3Dスキャナや3Dプリンタなどの機器を利用することで確立できたことには大きな学術的意味があると考える.ただし,本研究の現状での結論としては,そのことだけでは個人の頭部伝達関数を高い精度で得ることには必ずしもつながらないことも残念ながら明らかとなった.
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