研究課題/領域番号 |
17K00249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
目黒 光彦 日本大学, 生産工学部, 准教授 (20323884)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 色覚異常 / 色弱 / 色弱度 / 色覚実験 / 色覚検査表 / 色覚バリアフリー / 色盲 / 誘目領域推定 / 誘目度 / サリエンシー / 誘目領域 / サリエンシー推定 / 知覚情報処理 / 感性情報学 |
研究成果の概要 |
最初に,実施した研究の概要について述べる.色覚異常は,ヒトの持つ三種類の錐体細胞の内,どの細胞が欠落または感度特性が正常からずれているかにより,三種の特性に分類される.錐体細胞が欠落している状態を色盲,感度特性のずれを生じている場合を色弱と呼ぶ.色弱者の色弱の型の分類と色弱度合いを判定する簡易な判定表を作成するための,色の組み合わせの求め方,および,提案手法による色覚検査表の作成法に関する研究を行った.次に,研究の成果について述べる. 色弱者のうち,特に多いと言われるP型,及び,D型の分類,および色弱の度合いを判定可能な色覚検査表を作成し,その検査表の有効性について実験を通じて明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義について述べる.色覚異常には,網膜に三種類ある錐体細胞のうち,いずれかの錐体が欠落している色盲と,いずれかの錐体の分光感度特性にずれを生じている色弱がある.本研究では,どの錐体細胞による色盲か,色弱であると判定することができるほか,色弱の強弱の程度を,一見して計ることのできる色覚検査表を作成することができた. 次に本研究の社会的意義について述べる.本研究成果により,眼科医による診断をする前に,自らの色覚特性を認識することができることに意義がある.
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