研究課題/領域番号 |
17K00264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
三末 和男 筑波大学, システム情報系, 教授 (50375424)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 情報可視化 / データ可視化 / 時刻データ / 2.5次元 / 3次元 / 次元圧縮 / グリフ / 2.5次元表現 / 3次元表現 / グリフ設計 / イベントデータ |
研究成果の概要 |
イベントの集合を2次元平面上の位置で表現する手法ChronoViewは、大規模イベントデータの可視化手法としての有効性が認められる一方で、読み取れる情報に関して課題も抱えていた。その課題に対して、(1) 周期への依存度の低い表現形式への拡張として、ChronoViewの2.5次元表現を開発した。 (2) 表現空間の局所的な集中を回避するために、魚眼表現を生成する非線形写像による座標変換を試みた。(3) ChronoViewの表現上のあいまいさを低減するためにグリフを併用した表現および擬似MDSとの統合を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の対象であるイベントデータとは、イベントの時間的側面に着目したデータであり、時系列データの一種である。商品が売れた時刻の列、Webページへのアクセス時刻の列、患者への投薬時刻の列など、様々なイベントデータが存在する。イベントの数と種類にも着目するとその規模はしばしば膨大になる。そのため空間効率の高い可視化手法がいくつか提案されていたものの、類似性や特異データの発見支援という点では課題が残されていた。ChronoViewの表現力を増強することで、そのような大規模イベントデータを可視化するための手法が拡大した。
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