研究課題/領域番号 |
17K00266
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
小室 孝 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (10345118)
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研究分担者 |
津村 徳道 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (00272344)
山本 昇志 東京都立産業技術高等専門学校, ものづくり工学科, 教授 (70469576)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 質感 / 拡張現実感 / 反射特性 / 質感計測 / 質感提示 / モバイルインターフェース / 反射特性計測 / ユーザーインターフェース / 質感工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、さまざまな物体の質感を再現し、手による6自由度(並進3+回転3)の操作を可能とする新しい質感提示システムを開発した。評価実験により、ユーザの視覚と体性感覚を一致させることでシステムの使い勝手が良くなることを示すことができた。さらに、任意の実物体の質感を提示できるように、物体の三次元形状と反射特性を簡易に計測できるシステムを開発し、前述の質感提示システム上で提示できるようにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターネット通販などにおいて製品のリアルな質感を伝達・提示することは、消費者の購買意欲を高める上で重要である。本研究の遂行により、物体の三次元形状と反射特性を簡易に計測し、提示できるシステムが実現されたことは、商業用途にも利用できる質感再現システムにつながる大きな成果である。 また、手による直感的な操作や視覚情報と体性感覚情報の一致による質感向上効果の検証実験は、完全に期待通りの結果ではなかったものの、質感研究において重要な知見を与えるものであるといえる。
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