研究課題/領域番号 |
17K00269
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
田口 亮 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70508415)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ヒューマンコンピュータインタラクション / 言語獲得 / シンボルグラウンディング / サービスロボット / 音声命令学習 / 自動検査 / ユーザインタフェース / ヒューマンロボットインタラクション / 音声対話 / 機械学習 / 記号接地 |
研究成果の概要 |
本研究では,サービス遂行に必要な最低限の言語知識を持ったサービスロボットが,ユーザとの対話を柔軟に行うために,未知の単語の意味を学習・推論するための手法の開発を行った.サービスロボットの一例として,車両キズ検査ロボットを開発し,語彙の追加学習機能を実現した.また,HDP-HLMを応用した動作系列名の学習,およびタスク知識に基づいた意味推論手法の検討を行った.さらに,深層学習に基づいた汎用言語モデルを用いた場合のアプローチについても検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発されたシステムは現在カーシェアリングや中古車販売の現場で作業員が目視で行っている作業の一部をロボットで代替することが可能となる.まだ,前面の検査精度に課題が残っているが,将来的には,人件費の削減や作業の効率化,検査精度の安定化,トレーサビリティの確保に繋がることから,実用化が期待できる. また,協働ロボットの多くは,熟練したオペレーターの操作を前提としているが,今後は専門知識を持たない作業者でもロボットを扱えるようにする必要がある.そのためには,学習に基づく柔軟な対話機能が必要不可欠であるため,社会的意義が大きいと言える.
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