研究課題/領域番号 |
17K00270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
遠藤 孝浩 京都大学, 工学研究科, 准教授 (70432185)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 技能訓練 / 運動学習 / 触力覚 / バーチャルリアリティ |
研究成果の概要 |
医療や製造分野における手指を用いた技能訓練では、VRの利用が期待される。特に指先力の伝達を含む運動学習では、指先力に関するフィードバック(訓練者に、動作修正のために与える訓練支援用の力情報)が重要である。触感覚の向上により、その検知能力を高めることが出来れば、運動学習を大いに向上させる可能性がある。本研究課題では、まず運動学習時における、手指の触感覚向上機能を実現した。さらに、その触感覚向上機能を用いてVR訓練システムを構築し、運動学習効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題のVR訓練システムでは、指先の触感覚向上を行い、学習に必須の力フィードバック情報を精度良く知覚できる。これにより学習効果を高め、指先力の伝達を含む正確で効果的な運動教示ができる点で、効果的な技能伝承が期待できる。また、本研究課題のVR訓練システムは、医療分野における触診訓練、製造現場や伝統的手工芸での手技に基づく熟練技能の伝達等に役立てることができる。これらを通し人類の技術伝承に貢献でき、社会的意義が大きい。
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