研究課題/領域番号 |
17K00277
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 公立千歳科学技術大学 |
研究代表者 |
青木 広宙 公立千歳科学技術大学, 理工学部, 准教授 (60380193)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 疑似力触覚 / 筋電図計測 / 脳波計測 / 心理物理学 / 仮想現実 / モーションキャプチャ / ヒューマンインタフェース / 視線計測 / ヒューマンインタラクション / ヒューマンインターフェース / 力触覚 / 錯覚 |
研究成果の概要 |
筋電図計と脳波計を用いて,比較的広域な部位のPseudo-Haptics生起に起因する生理反応に基づく評価を加え,また,Pseudo-Haptics知覚の精度評価として,心理物理学的手法を取り入れ,これらの生理信号との比較により,Pseudo-Hapticsの生起条件の定量的評価について検討した.抵抗を感じるような摂動の付与によるPseudo-Haptics提示に伴い,筋活動量が増加するとともに,脳波中のβ波・γ波の割合が増加する傾向が見られた.これは,Pseudo-Hapticsの生起に伴うストレス・緊張といった精神状態の変化を,捉えることができたことを示唆するものと考えられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Pseudo-Haptics(疑似力触覚)と呼ばれる錯覚現象を利用することで,モータなどの機械的な外部動力を使用せずに,人に力を感じさせることができる.このとき,条件によっては筋活動量が増加する現象が確認されており,この現象を利用することで,シンプルで安全な新しいエクササイズシステムの開発が期待できる.本研究は,筋活動が活性化する現象が起きる条件について特定するための方法を、検討するためのものである.
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