研究課題/領域番号 |
17K00287
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
神田 智子 大阪工業大学, 情報科学部, 教授 (80434786)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 対話エージェント / 非言語行動 / 視線 / インタラクション評価 / 文化間比較 / 対話ロボット / ヒューマノイドロボット / 実体性 / ヒューマンエージェントインタラクション / ヒューマンロボットインタラクション / HAI / HRI / 社会的対話ロボット / ヒューマンコンピュータインタラクション / 異文化コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究では,多文化共生社会に適応可能なエージェントやロボットの非言語行動の設計における考慮点を提言することを目的とし,文化に特有な非言語行動をエージェントやロボットに実装し,人間とのインタラクション評価実験を行った.平成29年度は,日米の視線行動をとるエージェントとのインタラクション印象評価実験を行い,平成30年度は,上記の視線行動を対話ロボットに実装し印象評価実験を行った.令和元年度は,異なる外見を持つ対話ロボットを用い,積極性を変化させた非言語行動を実装しインタラクション評価実験を行った.3年間の研究計画は計画通りに進捗し,研究成果を査読付英語雑誌論文7件,学会発表13件として発表した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当研究では,文化適応した振舞を実装したエージェントおよびロボットに対する印象の文化差を検証することを目的とした.文化を超えたコミュニケーション支援のためのエージェントやロボットの振舞モデル構築の基礎研究として成果展開することにより,当研究の全体構想の成果が,Computer-mediated Communication研究分野におけるグローバルなコミュニケーションツールの開発,HAI(ヒューマン‐エージェント・インタラクション)研究におけるエージェントの異文化対応モデルとして寄与することが期待できる.
|