研究課題/領域番号 |
17K00291
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 兵庫県立工業技術センター |
研究代表者 |
瀧澤 由佳子 兵庫県立工業技術センター, その他部局等, 上席研究員 (20470255)
|
研究分担者 |
才木 常正 兵庫県立工業技術センター, その他部局等, 上席研究員 (80470227)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | ダイビング / 生体計測 / 脈波 / 呼吸 / 体温 / 舌入力 / 口腔 / 心電図 / 筋電図 / 光電センサ / 歯茎 / ヘルスケア / センサー / ダイバー / ヒューマンインタフェース |
研究成果の概要 |
ダイバーは、陸上とは全く異なった海中での作業を行うため、安全には陸上以上の注意が 必要となる。そこで、本研究ではダイビング用マウスピースに各種センサを組込み、センサから得られる情報から生体監視を行うシステムの開発を試みた。我々はまず、光電センサを用いた歯茎での脈波測定について検討した。その結果、歯茎に光電センサの投受光面がフラットに接触する位置に距離0mm~0.4mmに配置すれば脈波測定が可能であることがわかった。そして、これを踏まえて実際のダイビング用マウスピースに光電センサ、呼吸検出および体温測定用温度センサ、舌入力インタフェース用加速度センサを組込んだ口腔内センシングシステムを試作した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ダイバーが非常に危険な環境で作業することは以前より認識されていたが、ダイビング用バイタルサイン計測を行うための装置は開発されていない。陸上で使用されている装置を防水しても、実際のダイビング作業の妨げになるため、本研究はダイビング用マウスピースに組み込むことで実用を考慮したシステムとした。また、口腔内でのバイタルサイン計測が可能性を見出すことができたため、ダイバー用のみならず陸上用としても新たなセンシングデバイスを提案できると考えられる。
|