研究課題/領域番号 |
17K00435
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
高木 英明 筑波大学, システム情報系(名誉教授), 名誉教授 (30260467)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 医療・福祉 / サービス科学 / 数理工学 / データサイエンス / レベニューマネジメント / 待ち行列理論 / 医療・福祉サービス / 手術情報管理 / 病院オペレーション管理 / 待ち行列 / サービスサイエンス / データマイニング / 数理最適化 |
研究成果の概要 |
筑波大学附属病院における2年間にわたる新生児入院患者について、入院から退院までの病棟間移動に関するログデータの分析に基づき、マルコフ連鎖及び待ち行列ネットワークでモデル化して、各病棟における毎日の在院患者数の度数分布が予測できることを実証した。横浜南共済病院の協力を得て、泌尿器科及び外科の手術について、急性期病院における週間手術予定表作成の半自動化システムを試作した。その他に、航空機の座席やホテルの宿泊予約等に使われる期待収益を最大化するための多期間レベニューマネジメントの理論について研究した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
病院等の医療機関においては、高度な科学的基礎及び臨床研究が進んでいる一方で、患者を顧客として扱う観点からの業務サービスの研究は(特に我が国では)あまり行われていない。患者指向のオペレーションマネジメントに、これまでに研究開発されてきた経営工学の手法を応用し、最近の数理工学やデータサイエンスの技術を加えて、医療サービスの効率と質を向上させる方法を探求することで、高齢化が進む我が国の医療マネジメントの科学的研究に貢献した。
|