研究課題/領域番号 |
17K00480
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
吉川 雅修 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (70200962)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 学習支援システム / 大学専門教育 / e-learninig / 学習マップ / 品質機能展開 / 学習分析 / 学修ナビゲーション / 可視化 / 教育の質保証 / e-learning / 学修履歴 / 電子シラバス / 学修支援 / データ可視化 |
研究成果の概要 |
大学の教育コースを対象に,「学修マップ」を学生が主体的に構築することを支援し促進するための情報の集約と提供を統合的に実施する枠組みを開発した.学修マップは相互に連結するサブマップに分離して構成した.(1)科目を基軸に知識を配置するサブマップ(2)教育プログラムで扱う知識を基軸に科目を配置するサブマップ(3)教育プログラム内の科目群を配置するサブマップ(4)履修ハザードを示すサブマップ,である. 学修マップには,個人の学修状況,教育コースの科目内容,そして教育コースの過去の学生集団の履修状況の三側面の情報が統合されて提示される.利用者はマップによる支援を得ながら学修を進める事が出来る.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学の情報基盤となっているe-ラーニング,e-シラバス,そしてe-ポートフォリオのシステムが有する情報を連携して解析し活用し,学生の個別的な情報と学生集団の履歴情報とを照合して戦略的に提供するマップシステムと学習支援方法を提案した.学生自身が主体的にマップ構築に関与するため,学生の学修過程における科目横断および年度縦断の両面での自発性を促進した学習支援の実現に貢献する. 学生の学修過程で構築された学修マップの内容を集積した情報は,後続の学生への指標として活用できることに加えて,教育コースの経年的な評価に活用しての貢献も可能である.
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