研究課題/領域番号 |
17K00489
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
鈴木 雄清 大分大学, IRセンター, 准教授 (00333253)
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研究分担者 |
松葉 龍一 東京工科大学, 先進教育支援センター, 教授 (40336227)
久保田 真一郎 熊本大学, 総合情報統括センター, 准教授 (80381143)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 授業評価 / 授業改善 / 動機づけ / 人工知能 / 学習意欲 / 機械学習 / 知的学習支援システム / ファカルティ・デベロップメント |
研究成果の概要 |
授業の動機づけ設計を支援するために、インストラクショナルデザインの動機づけモデルやアクティブラーニングの手法、既存の授業改善のための支援ツール等を参考に、学習の動機づけに着目した学生の授業評価のための質問紙Questionnaire for Motivational Design of Instruction (QMDI)を作成した。教育経験の浅い教員がQMDIによる学生の評価結果に基づいて適切に授業改善を実行できるように、具体的な改善方策や解説を用意した。QMDIを用いて授業評価アンケートを実施し、その結果に基づいて教員に改善提案の方策や解説を行うウェブシステムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学生の授業評価から教員への授業改善方策の提案までのプロセスを実施できるウェブシステムの開発ができたこと及び、動機づけに着目した学生による授業評価アンケートQMDIの回答結果から機械学習やCS分析を用いた重要度や改善度指数を算出することによって、学生の授業への総合満足度を高めるのための項目を絞り込んで教員に提案できるようにしたことには意義がある。本研究で構築したシステムの公開は、教育経験の浅い教員が学生の動機づけを一層高める授業へと改善することに寄与する。
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