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学習者の生体計測と教授者・学習支援システムを結ぶ学習者理解基盤システムの試作

研究課題

研究課題/領域番号 17K00495
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 学習支援システム
研究機関帝京大学

研究代表者

小島 一晃  帝京大学, 理工学部, 講師 (30437082)

研究分担者 松居 辰則  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20247232)
村松 慶一  埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (30634274)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード学習者理解 / 心的状態 / 視線 / オントロジー / 生体計測
研究成果の概要

近年の知的学習支援研究におけるEducational Data Mining (EDM)では,生体計測データなどを取得して心的状態などにも学習者理解の側面を広げているが,この学習者理解は人間の教授者との共有が難しいという課題がある.本研究では,EDMの技術を応用した知的学習支援システムの実現にあたり,学習者の心的状態の背景にある振る舞いを抽出し,人間の教授者と共有可能な学習者理解の情報を提供できるシステム基盤の試作を行った.対象データを視線,心的状態を確信とする事例において,問題に解答する学習者の振る舞いを視線に基づいて抽出し,学習者の確信の背景を人間の教授者に提供することを試みた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

EDMの技術基盤は,学習支援システムの範囲を拡張することが期待される一方,使用する生体計測データと知りたい学習者の状態に特殊化され,学習者の状態のみを出力するモデルを使用しているため,人間の教授者と学習者理解を共有できないという課題がある.本研究は,このEDMの技術基盤による学習者理解を,人間の教授者と共有可能にすることを目的としている.今回は問題に解答する学習者の確信と視線に基づく振る舞いのみを対象したスモールケースにおける取り組みの段階であるが,学習者の心的状態と振る舞いに関する知識記述を拡張,変更可能にすることで,人間の教授者と学習支援システムとの協力が容易になると考えられる.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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