研究課題/領域番号 |
17K00499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
中 貴俊 中京大学, 工学部, 准教授 (00510843)
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研究分担者 |
宮崎 慎也 中京大学, 工学部, 教授 (50257581)
山田 雅之 中京大学, 工学部, 教授 (90262948)
遠藤 守 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (90367657)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 体験型学習コンテンツ / モノづくり / 電気・電子回路 / 学習コンテンツ開発支援 |
研究成果の概要 |
本研究では、電気・電子回路用の学習に、モノづくりを擬似体験学習可能な要素を取り入れたコンテンツを開発した。このコンテンツでは作品制作を目標として、作品の形状や機能などのデザイン性についても考えて制作する要素が含まれている。電子回路を組む部品と、作品形状を構成するための部品を相互に接続して回路接続の役割と、様々な3次元立体作品形状を同時に構築できる。このコンテンツは対象を小学校の中・高学年程度の児童とし、電気・電子回路の基本的な知識を身につけながら、特定の機能やデザイン性をもつモノをつくることで、モノづくりの流れと魅力を知ることを目的とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したコンテンツは、電気・電子回路の学習のみでなく、モノづくりの初等教育をも目的としており、作品制作を通して、デザイン性について考え、それを具現化するプロセスを学ぶことができる。また、回路モジュールと形状構築の両方の役割を兼ねるユニットを設計し、教材として用いる点に特色・独創性がある。本研究におけるコンテンツを用いた作品制作はパズル的性格が強く、児童にとって難度の高い課題となる。しかしながら、形状や機能などのデザイン性を児童自身が企画し、作品制作を行うことで、モノづくりへの関心を高める効果が得られる。
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