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付着藻類群集構造の色素分析による定量化とその変動要因の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K00649
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 自然共生システム
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

吉山 浩平  滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (90402750)

研究分担者 大塚 泰介  滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 総括学芸員 (60344347)
丸尾 雅啓  滋賀県立大学, 環境科学部, 教授 (80275156)
吉山 洋子  龍谷大学, 農学部, 実験助手 (80519968)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード付着藻類 / 河川生態系 / 珪藻 / 群集生態学 / 多様性 / 中立理論 / 中規模撹乱仮説 / ラン藻 / 緑藻 / 環境撹乱 / 数理モデル
研究成果の概要

犬上川(滋賀県)において,ダムを挟んで上流3地点,下流3地点において中礫・小礫・砂の3種類の基質上の付着藻類群集と色素組成を解析した.上流地点ではほとんど珪藻のみが検出され,下流に向かってラン藻が増加するパターンが見られた.珪藻群集は上流部では,Achnanthidium属が中礫上で優占し,小礫上ではAmphora属が観察された.砂上では他の基質よりCocconeis属が多く見られた.一方,夏期地点2では,地点1では見られなかったEncynema属が優占した.また,上流では単体で存在する種,下流部には群体を形成する種が多く見られるなど,珪藻群集構造は上流部と下流部で大きく異なった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果は,水生昆虫や魚に対する「エサ」としての付着藻類群集を良好な状態に保つ河川管理に示唆を与えるとともに,集中豪雨など大規模撹乱に対する河川生態系の応答を理解する上での基礎となる.研究成果は,魚類や水生昆虫など河川生態学者,河川土木工学者に対しても重要な意味を持ち,プロジェクト終了後の更なる広がりが期待できる.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] イスラエル海洋陸水研究所(イスラエル)

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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