研究課題/領域番号 |
17K00731
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
池田 千登勢 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (40434063)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 就労継続支援B型事業所 / 授産商品 / 福祉ショップ / 障害者 / 福祉商品販売 / 福学共同 / インクルーシブデザイン / デザインマネジメント / コラボレーション / プロダクトデザイン / 福学連携 / 就労継続支援B型事業所 / 授産品開発 / 障害者就労支援事業 / プロダクトデザインマネジメント / 授産品販売 |
研究成果の概要 |
本研究は、障害者も社会に参加し可能な限り自立して暮らせる「インクルーシブ社会」の実現を目指すという考え方に基づいている。 障害者就労継続支援B型事業所(B型事業所)の授産商品開発と販売の活動に着目し、B型事業所、地方自治体、中間支援団体、支援企業等に対し、質問紙による量的調査と事例聞き取り及びアクションリサーチによる質的調査を実施した。これらの結果について分析を重ね、B型事業所の課題を明確にするとともに、障害のある利用者を包摂して魅力ある授産商品を開発するための効果的なデザインマネジメントの在り方としてインクルーシブ・コラボレーションプロセスを提示し、福学連携活動に応用し効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はB型事業所・授産商品販売の構造的な課題を明らかにし、魅力的な授産商品を作るためにデザイナーのみならず、商品企画、マーケティング、流通、販売の専門家などの協力も得られるよう産官学が連携して進めることの必要性と、その具体的な方法を明らかにした。本研究で提案したインクルーシ・コラボレーションプロセスの考え方を応用することで異分野の専門家が福祉の現場と連携し、優良な商品を作ることが可能になり、特にアクティブラーニングの要件を活かすことでコラボレーションの効果がB型事業所の継続的な成長につながる。授産商品が一般社会でも認知され、利益が得られることは長期的には障害者の自立につながると考える。
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