研究課題/領域番号 |
17K00765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 佛教大学 (2021-2022) 岡山県立大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
柏 まり 佛教大学, 教育学部, 教授 (30373145)
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研究分担者 |
佐藤 和順 佛教大学, 教育学部, 教授 (10413436)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 子育て / 祖父母 / 支援プログラム / 孤立化 / 子育て支援プログラム / 子育て支援 / 祖父母支援 / 世代間格差 / 孫育て / 母親の育児負担 / ワーク・ワイフ・バランス / 社会福祉関係 / 保育・子育て / 祖父母力醸成 / 子育ての社会化 / ワーク・ライフ・バランス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,子育て家庭が抱える育児支援の現状と課題を顕在化するとともに,子育て家庭を支える共助的支援の担い手として祖父母が育児場面で活躍できる「祖父母力醸成プログラム」を開発するものである。具体的には,子育て中の父親・母親と祖父母との世代間格差として顕在化された問題点から,世代間格差是正に向けた研修プログラムを開発した。 特筆すべきは,祖父母世代間の交流や情報交換をプログラムに取り入れ,祖父母同士が繋がる機会をつくった点があげられる。開発されたプログラムを活用し,祖父母を対象とした研修会を通して,祖父母同士が交流することで子育て共助者としての役割を再認識する機会となることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,ワーク・ライフ・バランスの重要性が高まり,ますますその必要性が増すと予想される子育て支援対策の中でも祖父母の育児支援に焦点化し,祖父母を対象とした育児支援の現状と課題を顕在化したことは,子育て家庭支援教育及び幼児教育保育分野における学術的にも有用と考える。 また,研究成果として祖父母参加型の「祖父母力醸成プログラム」を開発し,研修プログラムを実施できたことは社会的意義があるといえる。開発された研修プログラムを導入することで,子育て家庭と祖父母の関係を繋ぎ子育て家庭を支える共助的支援の担い手として祖父母が育児場面で活躍できることは子育ての社会化を実現するための一助となると考える。
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