研究課題/領域番号 |
17K00788
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
井上 真理 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20294184)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 触感評価 / オレフィン系熱可塑性エラストマー系高分子材料 / 皮革 / 主観評価 / 客観評価 / 触感 / 表面特性 / 圧縮特性 / 風合い / 熱可塑性エラストマー系高分子 / 人工皮革 / 官能評価 / 感覚計測 / 自動車 / 生活用品 |
研究成果の概要 |
自動車、家電製品、日用雑貨など手に触れて用いられる材料の触感を、それらの材料特性を用いて定量的に評価し、最終用途における触感の指標を作成することを目的とした。本研究では、特にオレフィン系熱可塑性エラストマー系高分子材料、皮革類を材料として、最終用途に応じた望ましい触感について調査し、主観評価を行うとともに、触感評価に対応する材料特性の測定条件、測定方法について検討を行った。それにより、望ましい触感を生み出す材料特性の範囲を明らかにし、必要とされる触感の標準化を行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
被服材料である布の触感・風合いについての客観評価法はすでに開発されているが、プラスチックや皮革、複合材料のような硬い材料の触感の良し悪しの判断は未だに人の主観評価に頼っており客観的な評価がなされていない。経験と勘によって材料・商品を作成しているのが現状である。生活の中で手に触れて用いられる比較的かたい材料の触感を、それらの材料特性を用いて定量的に評価し、最終用途における触感の指標を作成することにより、試行錯誤することなく、適切な製品設計に繋げることができるようになり、品質の高い製品を消費者に届けることに繋げられると考えている。
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