研究課題/領域番号 |
17K00825
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
友寄 博子 熊本県立大学, 環境共生学部, 准教授 (10347700)
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研究分担者 |
池田 剛 崇城大学, 薬学部, 教授 (80295138)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 糖尿病 / インスリン / 機能性食品 / 海藻 / 海苔 / のり / 血糖降下作用 / 実験動物 / ラット / マウス / 血糖値 |
研究成果の概要 |
のり由来成分の血糖降下作用については、実験動物で明らかにしてきたが、インスリン様作用であることを確認するために糖質消化酵素阻害作用および抗酸化能について評価した。その結果、いずれも関連が低いことが明らかになったことから、インスリン様作用による血糖降下作用である可能性が高まった。 次に実用化に向けて抽出に適した品質を見出すための指標として等級ならびにたんぱく質含有量などに対する活性を比較した結果、等級の低く、たんぱく質含有量が低いのりに強い作用がみられ、低級のりの新たな活用法を見出すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インスリンは糖尿病の治療に欠かせないホルモンであり、その補充には皮下投与が一般的であるが、我々はこれまで経口摂取可能なインスリン様作用成分をのり由来成分中に見出してきている。本研究の結果から廃棄品質ののりが成分抽出に適していることが明らかになり、有効活用が期待される。さらに、高品質ののりにはたんぱく質や抗酸化性成分が、低品質ののりには水溶性食物繊維画分やインスリン様作用成分が多く含まれることが明らかになり、のりはどの品質でも血糖降下作用が期待できる。
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