研究課題/領域番号 |
17K00881
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
丸山 広達 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (20627096)
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研究分担者 |
岸田 太郎 愛媛大学, 農学研究科, 教授 (80304658)
斉藤 功 大分大学, 医学部, 教授 (90253781)
谷川 武 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80227214)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 食行動 / 睡眠 / 肥満 / サルコペニア / 体組成 / 栄養素 / 咀嚼能 / 食物繊維 / ビタミンA / レプチン / 体重変化 |
研究成果の概要 |
本研究では、中高年者を対象に、肥満やサルコペニア、フレイルに着目し、時間栄養学的観点も踏まえて研究を進めた結果、①血中レプチンやお腹いっぱい食べる行動は、将来の体重減少と関連する、②早食いかつお腹いっぱい食べること、短時間睡眠、遅い就寝時間はbody mass indexが高値を示す。特に体脂肪との関連がみられること、③食物繊維の高摂取は肥満予防、レチノールの高摂取は筋肉量維持と関連している可能性、④咀嚼能が高いと運動機能低下が予防される可能性、以上についての知見を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2015年版より食事摂取基準ではフレイル・サルコペニア予防に資する栄養学的知見を取りまとめている。また、高齢者のフレイルを含む健康に関連した情報を集めるため、2020年からは後期高齢者に対する健康診査の場で用いる標準的な質問票が示されている。本研究の成果を、さらに学術誌に掲載されるようまとめなおすことで、これら栄養行政に資する情報を提供することができると考える。
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