研究課題/領域番号 |
17K00956
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
中野 博之 弘前大学, 教育学部, 教授 (30400120)
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研究分担者 |
清野 辰彦 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00550740)
早川 健 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (40585387)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 現職教員研修 / 深い学び / 統合的な考え / 数学的な見方考え方 / 現職教員学研修 / 算数 |
研究成果の概要 |
「深い学び」を「つぶやきとささやきで進行する『対話的な学び』を通して,数学的な見方・考え方を働かせながら,得られた結果の意味を既習事項と統合すること」と捉え,「子どもの学び」は「教師の学び」の相似形であるという考えのもと,教員自身が「深い学び」を経験できるような現職教員研修で提示する教材及び研修の展開案を開発した。 教材選択の視点としては「簡単に解答が得られないこと」等の4つの視点を考えた。さらに,研修会の流れとして①『深い学び』の捉え方についての提案,②問題の提示と各参加者による解決,③全体による解決方法の確認と解決までの省察,④同じ式で解ける他の場面についての問い,等の流れを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は,算数の授業において授業改善の1つの視点である「深い学び」を実現させることに焦点をあてた現職教員研修についての具体的な方策を提言することにあった。 本研究を通して開発された現職教員研修で提示される問題選択の視点及び研修会の展開案は,教員免許更新講習が発展的に解消され,新しい現職教員研修の在り方が検討されている現在において,算数についての現職教員研修の改善への提言となるだけではなく,算数全体の授業改善への提言となることも期待できる。
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