研究課題/領域番号 |
17K00977
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
高橋 尚志 香川大学, 教育学部, 教授 (80325307)
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研究分担者 |
大浦 みゆき 香川大学, 教育学部, 教務職員 (70346625)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アクティブラーニング / サーモグラフィー / FCI / ICT / ワイヤレス / センサー機器 / 力学台車 / FCI到達度テスト / 科学教育 / 可視化 / 対流 |
研究成果の概要 |
サーモグラフィーを利用した教材とその利用法について研究を進め、特に、大学レベルおよび高等学校レベルでのアクティブラーニングの手法との組み合わせをICT利用の熱力学分野の教育実践として提案した。教室や実験室で授業中に演示および個別実験に使われる実験機器のICT化およびワイヤレス化について、それらを用いた授業を構築した。また、ワイヤレス化で配線の取り回しを気にすること無く信号の届く範囲では自由に移動して実験をする事ができることから、横方向(別室での実験のモニターなど)や、縦方向(2階と1階に分かれて運動の様子の観察など)に授業展開の自由度を広げることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サーモグラフィーを利用した教材とその利用法について研究を通じ、大学レベルおよび高等学校レベルでのアクティブラーニングの手法との組み合わせた実践を提案した。教室や実験室で授業中に演示および個別実験に使われる実験機器のICT化およびワイヤレス化については、他分野においても汎用性のある提案となっており、意義深いと信じる。また、その場で確認することのできるアクティブラーニングがより応用範囲が広がることにより、米国で始まった学問分野に基盤を置く教育研究(DBER: Discipline Based Education Research)の国内展開に可能性をもたらすものである。
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