研究課題/領域番号 |
17K00995
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京工業高等専門学校 |
研究代表者 |
西村 亮 東京工業高等専門学校, 情報工学科, 講師 (80259829)
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研究分担者 |
高橋 三男 東京工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (40197182)
大塚 友彦 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (80262278)
清水 昭博 東京工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (90149914)
松井 義弘 東京工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (40300545)
大前 佑斗 東京工業高等専門学校, 電気工学科, 助教 (00781874)
濱住 啓之 東京工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (30822027)
一戸 隆久 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 准教授 (40290720)
城石 英伸 東京工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (30413751)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 工学教育 / 障害学生支援 |
研究成果の概要 |
東京工業高等専門学校1年次において開講されている「ものづくり基礎工学」において,障害を有する学生に対応する教材開発を行った.主として聴覚障害を有する学生に向けて,実験内容の解説を行う字幕付きの動画教材を制作した.色覚障害を有する学生に向けて,化学反応時の色を検出するスマートフォン用アプリケーションを開発した. また,4年次の「社会実装プロジェクト」において,学生が教材開発を行い,健常者と障害者が共生する社会への理解を深めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高等専門学校における実験実習教材開発を通じて,障害を有する学生への合理的配慮を実現するための事例を蓄積した.実験実習は理工系の高等教育機関における基幹となる教育活動である.そこで合理的配慮を実現することは,障害者の社会進出を促し,その環境で学んだ健常な学生に共生の意識を醸成することが期待できる.これは障害者差別解消法の立法趣旨である共生社会の実現に資するものである.
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