研究課題/領域番号 |
17K00998
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 石川工業高等専門学校 |
研究代表者 |
山田 悟 石川工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (40249777)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 電磁気学 / プロジェクションマッピング / 拡張現実 / 電気磁気学 / AR / 科学教育 / 可視化 |
研究成果の概要 |
電磁気学は初学者にとってその修得が非常に困難であるといわれている.その理由は電磁気学では, その基本法則である「マクスウェルの方程式」が電界と磁界との3次元的な時間領域の相互作用をともなうために,直感的な理解ができないためである。本研究では,電磁調理器やワイアレス給電など身近な電磁界応用現象の再現システムと,プロジェクション マッピングおよび拡張現実技術を組み合わせることにより,目に見えない電磁界現象を視野上に映像として可視化した電磁気学 3 次元可視的教育システムを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電磁気学は電気・電子系分野では基礎となる科目であり,この理解が完全でないと,これを基礎とする応用科目の修得が非常に困難となり,修学意欲の低下につながる。電磁気学を学習補助する教材はあるが,拡張現実やプロジェクションマッピングを利用したものはほとんどない。本研究で,プロジェクション マッピングおよび拡張現実技術を組み合わせることにより,目に見えない電磁界現象を視野上に映像として可視化した電磁気学 3 次元可視的教育システムを開発した. 本手法は電磁気学にとどまらず,可視化が困難な現象を取り扱う電気・電子回路,物理,流れを表現する手法として応用可能であり,その波及効果は大きいと考えられる。
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