研究課題/領域番号 |
17K01009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
坂谷内 勝 国立教育政策研究所, 研究企画開発部教育研究情報推進室, 総括研究官 (70187053)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 科学教育 / 科学用語 / 共起ネットワーク / 教育工学 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本の数学・理科・情報の教科書に出現する科学用語を基本にして、様々な分析を行った。科学用語は教科書の索引から収集した。収集した索引の総数は約7600件である。 現在と15年前の科学用語数を比較すると、ほとんどの教科で科学用語数が増加していた。この理由は、2011年の学習指導要領の改訂によって、履修時間が増加し、教科書の質・量が充実したためである。 理科系読み物の科学用語分析を行った結果、ある本では、生物と情報と数学に関する科学用語がお互いに共起して出現していた。つまり、この本はこれらの教科に関する内容で構成されていることが、共起ネットワーク分析で確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本の数学・理科・情報(技術)の教科書に出現する科学用語を様々な方法で分析した。この結果は、日本の中学と高校の科学教育に関する実態を、過去と現在の違いを比較したり、各教科間の違い等を数量的に明らかにすることができた。また、共起ネットワーク分析をすることによって、各教科の科学用語の相互関係が視覚的に把握することができた。
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