研究課題/領域番号 |
17K01052
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
杉本 裕二 同志社大学, 文化情報学部, 教授 (90311167)
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研究分担者 |
武藤 憲司 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (30259832)
浅井 紀久夫 放送大学, 教養学部, 教授 (90290874)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 臨場感 / 仮想空間 / 可視化 / 移動音像 / 立体視 / 訓練環境 |
研究成果の概要 |
大規模災害において退避及び救助活動における意思決定を行うため、災害状況を具体的に想定した、臨場感を伴う映像音声の提示環境の構築と、災害発生時の避難行動、被災者や被災状況についての分析の可視化を行った。音響環境における音像定位を簡易化するため、音像の座標を離散的に与えて音像定位の演算量を低減する方法を提案し評価した。SNSは、災害が発生したときに被災地域の状況を知る情報源として用いられつつあり、その膨大な情報から話題がどのように変遷していくのかを抽出し可視化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
防災訓練では、擬似的な災害環境の下で擬似的な防災活動を行うことにより、災害に的確に対処するための技術や能力を身につける。しかし、大規模災害への対応能力を培う実効的な防災訓練の機会は十分提供できていない。その要因の一つとして、適切な意思決定訓練を行うための災害状況が想定できないことが挙げられる。そのため、訓練参加者がその災害状況を具体的にイメージできる仮想空間の構築や、実際の災害や避難に基づく災害環境の想定は重要である。
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