研究課題/領域番号 |
17K01057
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 国際高等専門学校 |
研究代表者 |
今澤 明男 国際高等専門学校, グローバル情報学科, 教授 (20148141)
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研究分担者 |
直江 伸至 国際高等専門学校, 電気電子工学科, 教授 (00249781)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | データ分析 / 気温データ / グラフ表示 / 発見体験 / 科学教育 / 学習 / 指導ルートマップ / 発見 / ニューロマーケティング / 脳波 / 近赤外分光分析法 / 気温グラフ / 知的連鎖体験 / データマイニング |
研究成果の概要 |
発見をする、その発見から誘発された次の発見をする、あるいは複数の発見を結び付けて新たな発見をすることは、科学の醍醐味である。この体験は、科学についての強い関心を喚起するであろう。本研究の研究者らは、そのための具体的手段として、気温データをグラフで誰でも簡単に分析できる「気温データ・グラフ表示システム」と、分析結果の整理・統合を支援する「知識マップ・システム」を開発した。しかし、試行錯誤的な利用では、学校の授業など時間的制約がある場合には利用が難しい。そこで本研究では、経験が浅い指導者でも効率的で柔軟な指導ができるようにするための指導書をルートマップ形式にして開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したルートマップ形式の指導書を、本研究の研究者らが既に開発した「気温データ・グラフ表示システム」と「知識マップ・システム」を用いた授業で利用することにより、経験の浅い指導者でも、学習者の特性や時間的制約に合わせた柔軟な指導が可能になり、学習者が短時間で気温データに関する「発見」や「発見の連鎖」を体験することが可能になる。これにより、学習者が自ら発見を体験する授業が広まり、多くの子供や若者の知的探究心が刺激されるとともに、それらの人々の気象やデータ科学をはじめとする科学への関心が高まることが期待される。さらに、指導する教員自身のそれらの領域への関心が高まることも期待される。
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