研究課題/領域番号 |
17K01069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 室蘭工業大学 |
研究代表者 |
安居 光國 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (40200498)
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研究分担者 |
大来 雄二 金沢工業大学, 付置研究所, 客員教授 (40594180)
下村 直行 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (90226283)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Case method / Engineering ethics / educational effect / evaluation / multi program / 技術者倫理教育 / ケースメソッド / 教育効果 / アンケート / 授業効果測定 / 技術者倫理 / 仮想事例 / 共通化アンケート / 仮想事例作成法 / 研究倫理 / 効果測定 |
研究成果の概要 |
ケースメソッドはこれまで総合的学習に最適な手法として開発され,経営工学から発展して技術者倫理・研究理理教育に活用されてきた。本研究ではケースメソッドを総合的な利用から,ピンポイントの教育改善に活用する手法を開発することであり,その教育効果を30以上の教育プログラムを横断した共通化アンケートで評価測定するものであった。 まず,共通化アンケートの多年度,多プログラムを総合的に解析し,技術者倫理教育に対する研究倫理教育が多く影響することを明らかにした。そして,多様な改善手法でも効果が見られなかった教育も目標に対して,シンプルなメースメソッドの効果が高いことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1. 30以上の教育プログラムにおいて行った共通化アンケートの多元的解析,グループ解析等の解析は,個々のプログラム改善に役立つことはもちろん,汎用的な改善を提案できる手法として示された。 2. 1つの教育プログラムのある科目の教育効果は,それを学ぶ前のさまざまな要素が関係していることが数量的に示され,教育プログム全体の設計の重要性を示した。 3. ケースメソッドは総合的な理解とトレーニングのほかに,適切に設計することでピンポイント教育が可能であることが示され,その応用はオーダーメード教育につなぐことができる。
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