研究課題/領域番号 |
17K01213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
曽我 麻佐子 龍谷大学, 先端理工学部, 准教授 (40388161)
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研究分担者 |
鈴木 卓治 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (70270402)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 博物館 / 展示支援 / VR / CG / アーカイブ / インタフェース / モーション / 3DCG |
研究成果の概要 |
博物館における展示支援を目的とし、博物館が所有する既存アーカイブと無形文化財を活用した3Dコンテンツの制作およびVRシステムの開発を行った。具体的には、ヘッドマウントディスプレイとペン型デバイスを用いて万年筆をVR空間で鑑賞できるシステム、マイクロコンピュータを搭載したサイコロ型デバイスを振ることで江戸時代のすごろくを電子的に進行することができるデジタルすごろくなどを開発した。開発したシステムは、国立歴史民俗博物館において実際に展示した。来館者の評価により、本システムのコンセプトの有用性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般的な画像アーカイブからの3D再現および大量のデータを想定したアルゴリズムの提案により、博物館展示においてVRコンテンツを容易にかつ低コストで利用可能になる。汎用的な展示インタフェースおよびデータを差し替え可能なシステムの設計より、異なる展示や博物館のコンテンツに適用可能となり、広く継続的に活用することが期待される。 文化財そのものだけでなく、使い方や関連する人体動作など追加し、現代の情報技術を活用することで、博物館における新たな展示手法を提案することができる。さらに、VRコンテンツの普及および日本文化や歴史への興味喚起に貢献することが期待される。
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