研究課題/領域番号 |
17K01265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪府立大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
楠川 恵津子 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (00336801)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | クローズド・ループ・サプライチェーン / グリーン・サプライチェーン / グリーン・クローズド・ループ・サプライチェーン / デュアル・チャネル・サプライチェーン / 炭素排出削減 / 省エネ / キャップ・アンド・トレード / ゲーム理論 / デュアル・チャネル・サプライ チェーン / 炭素排出 / キャップ・アンド・トレード政 / 炭素排出量 / キャップ・アンド・トレード政策 / リスク嫌悪分析 / Eコマース / 利益の時間効率 / サプライチェーン / リスク分析 / 確率・統計 / 環境対応型サプライチェーン / 競争-競争戦略 / 関連業者の行動戦略 / サプライチェーン連携 |
研究成果の概要 |
本研究では、省資源化やCO2排出量等の低減に対応した環境型製品の生産-物流-販売をもつ使用済み製品の回収・再資源化と環境型製品の生産を含む環境対応型サプライチェーン(ECO-SC)を研究対象とした.複数業者からなる生産-物流-販売環境をもつECO-SCでは、環境型製品の使用済み回収量、品質、生産量、需要量、顧客の購買行動や関連業者の行動戦略等に不確実な状況が想定される。 本研究では、政府機関の助成や税金の有無に応じ、関連業者が競争、協力する際のECO-SCのリスク分析とECO-SCの最適連携方策を数理解析より明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかにした政府機関の助成や税金の有無に応じ、ECO-SC関連業者が競争,協力する際のECO-SCのリスク分析と最適連携方策の数理解析手法と意思決定支援を関連業者に提示できる。本研究は、複数業者からなる生産-物流-販売環境をもつECO-SCの持続可能な最適連携方策に関して実用的で汎用性のある研究成果といえる。また、本研究で開発した数理解析によるECO-SCのリスク分析と最適化手法の他分野への応用例として、使用量が不確実で回収・再利用を考慮した電力や薬剤の供給-販売システムにつき、業者間連携を考慮した電力や薬剤の価格決定や安定供給等のリスク分析と分析に応じた最適連携方策が挙げられる。
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