研究課題/領域番号 |
17K01278
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 富山短期大学 (2019-2020) 金沢学院大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
春名 亮 富山短期大学, その他部局等, 准教授 (30460380)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 不確実性 / 意思決定 / 合意形成 / 最適化問題 / 多期間生産計画 / シャープレイ値 / ファジィ概念 / 生産計画 / 離散選択 / 離散選択モデル / 最適化 / 曖昧性 / サービス・サイエンス |
研究成果の概要 |
意思決定は不確実性を伴う環境の下で,何らかの判断基準をもとに様々な情報を考慮して最適な行動選択が行われ,多様な行動における個人の属性や対象の特性を考慮した離散選択モデルを定式化し,それは価値要因に関する不確実性を考慮してパラメータを同定した上で,不特定多数の消費者が自由に対象を取捨選択することが可能であることを示した. 合意形成が求められる意思決定では,シャープレイ値をもとに協力者の貢献度をシャープレイ値で決定し,その導出をLP問題で導出する方法をもとに,その拡張により従来のシャープレイ値をファジィ化するために可能性回帰分析を適用してモデル化し,その概念を多期間生産計画問題にも拡張した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では価値および効用の観点から価値の重要性に基づいて,不確実性を伴う環境の下で意思決定を行うべく様々な行動における個人の属性や対象の特性などを考慮して離散選択モデルを定式化し,不特定多数の消費者が選択するプランを提示するために有用であり,選択行動を通じて人の価値観を推定することができる. 提携的に行われる意思決定において協力者の貢献度をシャープレイ値で決定し,それに含まれる不確定要素を数値化するためにファジィ理論を適用したシャープレイ値を求めるためのモデルを構築して意思決定の現実化を図った.
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