研究課題/領域番号 |
17K01316
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 |
研究代表者 |
島田 行恭 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, リスク管理研究センター, センター長 (10253006)
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研究分担者 |
渕野 哲郎 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (30219076)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 作業者教育・訓練 / プロセス安全管理 / プロセス災害防止 / プロセス安全情報 / リスクアセスメント / プロセス概念設計 / GHS絵表示 / 化学物質 / 教育訓練 / 教育・訓練 / リスク管理 / リスク感性 |
研究成果の概要 |
化学物質による火災・爆発等(プロセス災害)発生を防止するために、化学物質の特性、設備仕様、作業環境など、様々な観点からの安全設計が行われている。一方、作業者には、これらの安全設計の目的と内容を理解した上で、安全に作業を行うことが求められる。本研究では、リスクアセスメント等の実施により得られるプロセス安全情報の活用、プロセス概念設計で得られるプロセス安全設計根拠情報の明示化、化学物質の特性を示したGHS絵表示の理解度などについて、工学的アプローチと心理学的アプローチの両面から検討し、それぞれの提案を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
化学物質取扱作業に対する作業者教育・訓練の内容と方法について、工学的アプローチと心理学的アプローチの両面から検討した。化学物質リスクアセスメント等実施により得られるプロセス安全情報の整理や安全設計論理情報の明示化、化学物質の特性を示すGHS絵表示の理解度に関する調査と対策(提案)などについて検討した。作業者教育では、なぜその作業を行うのかといった根拠情報を理解することが求められる。一方、訓練では、教育により取得した知識を作業の中で確実に実施するための能力を向上させるための工夫が必要となる。研究成果は化学物質取扱作業以外も含めた様々な業種においても検討すべき事項として提案することができる。
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