研究課題/領域番号 |
17K01353
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
田渕 圭章 富山大学, 学術研究部薬学・和漢系, 教授 (20322109)
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研究分担者 |
長谷川 英之 富山大学, 学術研究部工学系, 教授 (00344698)
星 信彦 神戸大学, 先端融合研究環, 教授 (10209223)
鈴木 信雄 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 教授 (60242476)
池亀 美華 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (70282986)
古澤 之裕 富山県立大学, 工学部, 講師 (80632306)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 超音波 / 遺伝子応答 |
研究成果の概要 |
低出力パルス超音波 (LIPUS) の初期細胞応答を明らかにするために,骨髄間質細胞(BMSCs) の最初期遺伝子 (IEGs) の発現に対するLIPUSの効果を検討した.マウス由来のST2 BMSCsに25 mW/cm2の強度で20分間LIPUSを照射した.LIPUSの1回照射は,有意かつ一過性にFosとEgr1を含むIEGsの発現を誘導した.また,ERK2のリン酸化レベルを有意に上昇させた.MAPKK/ERK経路の阻害剤U0126は,LIPUSで誘導されたFosとEgr1の発現を有意に阻害した.得られた成績は,BMSCsにおけるLIPUSの作用メカニズムを理解するための分子基盤になる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
低出力パルス超音波 (LIPUS) は,骨折治癒を促進する効果があるがその分子機構は完全に解明されていない.本研究では,その治癒過程に関与する骨髄間質細胞を用いてLIPUSの効果を検討した.今回,LIPUSが初期細胞応答に係わる遺伝子の発現を誘導することを明らかにした.得られた成績は,LIPUSの骨折治癒促進のメカニズムを解明するための一助になると考えられる.
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