研究課題/領域番号 |
17K01360
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
岡 久雄 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 特命教授 (80116441)
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研究分担者 |
福原 真一 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (70745497)
渡辺 彰吾 岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (20548341)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 筋音図 / 筋電図 / MMG / EMG / 筋収縮 / 変位筋音図 |
研究成果の概要 |
本研究では筋電位信号(EMG)に加え,筋音信号(MMG)を同時測定するため,実使用可能なMMG/EMGハイブリッドセンサシステムを開発し,新規提案する筋収縮パフォーマンス指標の有効性を確立して広く普及させることを目指した。 開発したMMG/EMG一体型のハイブリッドセンサに加え、セパレート型センサも含めてBluetoothによる無線化を実現し、Windows/Android版計測ソフトウェアを開発した。さらにMMGおよびEMG信号から、Parsevalの定理を適用して新たな筋収縮パフォーマンス指標を提案し、足こぎ車いすや立ちこぎ式電動アシスト三輪自転車等の運動評価に適用し、その有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発された「MMG/EMGハイブリッドセンサシステム」は、リハビリテーション分野を含む臨床医学や、スポーツ科学、さらに介護福祉分野などで実使用されており、多くのデータが蓄積されてきた。本センサは、既に国内企業が販売(http://www.erd.co.jp/pg116.html)しており、自由に購入して使用できる環境が整いつつある。新たに手術室における筋収縮機能の評価、薬剤の効果判定等、新規分野への適用も試みられ、当研究グループもサポートしているが、今後の応用・展開が期待できる。
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